特集１ 現場で思い通りに明るさコントロール＆イメージ追求！ ハーフNDフィルター徹底使いこなしテク
喜多規子／中西敏貴／井上嘉代子
太陽が輝く空の色や表情と、地上の色とりどりの花風景、これらには明るさの差があり、そのまま撮ればどちらかが明るすぎたり暗すぎたりと、目で見たようには写りません。この明暗差を調節でき露出バランスがとれる「ハーフNDフィルター」の注目がいま高まっています。特にネイチャーフォトのプロはこぞって使用、愛好家にもどんどん普及しています。そこで今回はハーフNDフィルターの基本的な使い方から、ハード・ソフト・リバース・バランサー各タイプの具体的な選び方と撮影法まで、写真家の井上嘉代子さん、喜多規子さん、中西敏貴さんの解説で紹介します。被写体の明るさバランスを自在に操り思い通りの一枚を現場で撮り切る必須のアイテム＆テクニックです。
特集２ 写真を見て・読んで・考える ６人の写真家が「個性的」を表現する
小林紀晴／長倉洋海／水谷たかひと／高橋真澄／星野佑佳／早坂華乃
個性的な写真を撮りたい。誰もが願うことでしょう。個性的とは、変わった写真という見方もありますが、その人らしさを感じさせる写真が理想ではないでしょうか。個性を被写体に求めるのか、撮り方に求めるのか、それは人それぞれですが、たとえ隣で撮っている人がいても、やっぱりあの人の作品だ、と言われる世界観が築けたら最高だと考えます。
特集３ メチャクチャはまる！ 自宅で超楽しめる創作撮影術
齋藤博美
写真は自由、などと言われます。でもいざ自由に撮れ、と言われるとどうしたらいいのか迷うもの。その理由は、いままでの撮影スタイル、被写体、など環境が変われらないのに自由と言われても固定観念に縛られた頭ではなかなか自由な発想は思い浮かびません。そこで、自宅の中で工夫して自由に楽しめる撮り方を５つ挙げて、撮影状況なども合わせてわかりやすく解説します。コンテストに入賞する作品ではないかもしれませんが撮れた時の喜びは半端ありません！
特集４ 最後に勝つために必要な技 周りと差がつく【タイトル攻略法】
鈴木サトル
作品の補足を担うタイトルは、コンテスト時には非常に重要な要素。インパクトに繋がったり、共感を得たりとタイトルひとつで作品の印象がガラッと変わります。撮影テクニックだけではなく、タイトルにも力を入れることでコンテストでの入賞の道は広がります。タイトル選びで迷わないための思考法やコツを紹介します。
月刊フォトコン
■2023年11月号（2023/10/19発売）
■B5判／248ページ
